職務経歴書の書き方を紹介します
転職する時、「職務経歴書」の提出を求められたことがあるでしょうか。「めんどうくさいから、履歴書に簡単にまとめちゃう!」
と思ってしまう外国人求職者は非常に多い。
しかし、それは大きな間違いです。
日本企業に応募する際、「職務経歴書」は「履歴書」とセットで提出を求められるケースが多いです。
では、なぜ職務経歴書は重要でしょうか?
職務経歴書の書き方について、また作成のポイントや各項目の書き方についても解説します。
■「職務経歴書」とは
職務経歴書とは、業務経験とスキルを確認するための書類です。
応募者がこれまでにどのような仕事に携わり、どのような経験や技能を持ち、それをどう活かすことができるかを採用担当者に伝えなければなりません。
A4サイズの用紙1~2枚にまとめるのが一般的です。
■ 職務経歴書を書く際のポイント
採用担当者は、忙しい日々の業務の合間に書類選考をします。
だから多数の応募者がいる中で、自分に「会ってみたい」と感じてもらえるように、第一印象が良く、分かりやすく伝わる書類に仕上げることがポイントです。
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第一印象を良くするコツ
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● 見やすいレイアウト
見出しは必須です。分量はA4で1~2枚程度にまとめましょう。
● 読みやすい文章
箇条書きか簡潔な文章が基本です。
● 分かりやすい「キーワード」
企業側が興味を持ちそうな経験・知識・能力を意識し、簡潔に盛り込みましょう。
● 具体的なアクションがある
「頑張ってきました」よりも
「1日平均○件に営業していました」など、具体的な数字を交えて分かりやすく事実を伝えましょう。
● 丁寧で誠実さや意気込みが感じられる
丁寧に仕上げた職務経歴書は、応募者からの意欲が伝わり、好感をもって迎えられます。
積極性や意気込みも忘れずにアピールしておきましょう。
▼▼ 職務経歴書の見本 ▼▼
▼▼ 各項目の書き方 ▼▼
■ 日付
■ 名前(フリガナも追加)
■ 職務要約
今までの職歴を全体的に分かりやすく伝えます。
自分の仕事にキャッチフレーズをつけたらどうなるか、を意識して100文字程度にまとめてみましょう。
■ 職務経歴
業務内容は「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」「具体的な成果」が分かるように書きます。具体的には:
・在職期間
・会社名
・規模
・自分が行った業務内容
・実績
!! ここに気をつけましょう !!
・職業名だけや仕事内容が簡単すぎて書いてしまうと、採用企業は応募者の経験を見極めないので「書類参考」で落とされる可能性があります。要注意です!
・表す様式を揃えて、見やすい・分かりやすいようにまとめましょう。
・実績や成果を上げるための工夫点や業務において意識したことを簡潔に記載します。
■スキル・資格
業務と関連するスキル・資格を持っている場合は、
アピールできるポイントですので必ず記載しましょう。
■自己PR = アピール
・自己PR は文章または箇条書きでわかりやすく記載しましょう。
・どの企業でも通用するビジネスパーソンとしてのコアスキルを簡潔に記載しましょう。箇条書きの場合は3 つほど、文章の場合は5 行以内が目安です。
※参考:Recruit Agent「職務経歴書の書き方・職種別の書き方見本」