日本語や文化の壁があって、日本での就職は難しいですね。
「卒業まで内定がないと、帰国しちゃうから、とりあえずどの企業でもいい」
「自分の強みはなんだろう」
「仕事が合わないから、転職したいな」
初めて就職・転職のあなたはそんな不安を抱えていますか?
将来後悔しないように、就活準備を始める上で最も重要なのは「自分を知る」ということです。自分を徹底的に理解できたら、企業探しや就職対策(書類・面接…)がよりスムーズに進められるでしょう。
自分を知るとは、自分の特徴を理解するために、これまでの経験や考え方を振り返って整理することです。
・自分がどんな仕事や働き方をしたいか?
・自分の強み・弱みは何か?
・どんなときに高いモチベーションで取り組むことができるか
自己分析をしておくことで「自分の仕事選びの軸」と「自分自身のこと」を明確にすることができ、興味を持った企業や仕事が自分に合うかどうかを判断できるようになります。
エントリーシート(履歴書などの応募書類)や面接などで、「自己PR」や「志望動機」をうまく伝えられたら、内定をもらえる確率が高くなります。「自分」のことがわかっていると、企業に「自分にはどんな強みがあるか」「働くとき、どんなことを大切にしていきたいか」などをきちんと伝えることができるでしょう。
モチベーショングラフ:
自分が子供の頃から今までこれまでのことを振り返り、これまでやってきたことの中で「印象に残っていること」をグラフにして、「なぜ印象に残っているか」その理由を探っていくものです。
・どんな出来事に対して喜びを感じたか
・何に対してつらい・苦しいと思ったのか
・自分がよくできていると感じたことは何か
・周りの人からどう評価されたか
それぞれの段階において、このような質問に答えながらグラフを書いてみると、「事実」と「思い」の関係性が見えてくるはずです。その関係性を通して、自分が行動を起こすときの原動力や、やりたいことが浮かび上がってくるでしょう。
できたモチベーショングラフをどう使う?
できたモチベーショングラフをどう使う?
モチベーショングラフができたら、「学生時代に一番力を入れたこと」「一番うれしかったこと」「一番悔しかったこと」は何であったかを考えてみてください。
これを意識しておくと、応募書類作成や面接でよく聞かれる「学生時代に頑張ったこと」についてすぐに答えられるでしょう。
また、自分のモチベーショングラフからは「どのような活動・雰囲気に自分が向いているのか」「そのことを通じて、どのような経験ができたのか」「自分はこんなこともできるか」なども見えるはずです。
そうすると、自分の趣味・強み・弱み・望ましいこと・今後の企画などをどんどんイメージできるようになります。これらを「自分の就職軸」にして、合う企業と仕事を絞って就職活動を進めていきます。